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採用の進化

転職して半年で力を発揮できた若手メンバーに聞く。「1人で抱え込まず、メリハリをつけて働ける」風土とは

「個のスキルを磨く」「コミュニケーション」、両軸が大切

CARTAグループでは、様々なキャリアを持つ社員が活躍しています。中途で入社した後、すぐに大きな成果を出すメンバーも少なくありません。今回は、2023年8月に中途入社したCARTA COMMUNICATIONSブロードキャスティング・ディビジョン(以下、BC)統合動画局の大隅菜月と、同局局長の加藤雅康にインタビューしました。入社半年で圧倒的売り上げを達成し、部署内表彰「BC Div. AWARD」にて新人賞を受賞した大隅。未経験の領域でなぜすぐに活躍できたのか、聞きました。

加藤 雅康

Masayasu Kato

株式会社CARTA COMMUNICATIONS
ブロードキャスティング・ディビジョン
統合動画局 局長

2011年CCI入社後、電通および電通デジタルに出向を経験。CCI在籍期間のすべてにおいて、クライアントの課題解決やメディアプラニング領域に従事。現在は電通ラジオテレビ局との協業でクライアントへの動画ソリューションを提供及び電通グループ動画広告市場の拡大を担う。

大隅 菜月

Natsuki Osumi

株式会社CARTA COMMUNICATIONS
ブロードキャスティング・ディビジョン
統合動画局 TG2部

前職では広告代理店にて化粧品会社のアカウントプランナーとして配属。デジタル広告〜オフライン広告まで統合マーケティングプランを立案。
23年8月CCI 中途入社後、TVerを中心とした動画広告メディアのプランニング、地上波放送とデジタルを連動した統合提案を推進。

バランスのとれた勤務形態と仕事のやりがいを求めて

ーまず、前職と今の仕事内容を教えてください。

大隅:前職はインターネット広告代理店でクライアントに向き合う営業をしていました。クライアントから課題や広告の与件について聞き、どういったデジタル施策が適切なのかプランニングしていました。
CARTA COMMUNICATIONS(以下、CCI)では、営業から与件を聞いてプランニングするところは共通でありつつ、TVerやYouTubeなど動画メディアのプロとしての提案を行っています。

ーなぜ転職を考えていたのですか?

大隅:転職理由は2つあります。1つ目は勤務形態です。前職は個人がクライアントへの対応を抱え込む状況がありましたので、気を抜けない日々が続くこともありました。負荷が高いので、何年も持続できるイメージが持てなかったんです。
2つ目は仕事内容です。私は営業にも興味がありましたが、それ以上にメディアプランニングに興味があり、もっと提案の領域を広げたいと考えていました。

―いろんな会社を見た中で、CCIを選んだ理由を教えてください。

大隅:長く続けられる勤務形態の実現を優先的に考えていたので、CCIの人事担当者が1次面接から「そこ(法令に則った労働時間)は絶対に守る」と断言し続けてくれたことが大きかったです。
広告業界は忙しい業界なので「サポートはするけど確約はできない」という企業も多い中「絶対に守る」と断言してくれた会社はCCIだけでした。

ー実際入社して、どう感じていますか?

大隅:メリハリをつけて働くことができています。業界の特性上、忙しい状況が続くこともあります。でも所属部署では、月に1回以上は有給休暇を取りやすい雰囲気があります。
ですので、バタバタしていてもそれを目指して頑張ろうと気持ちを切り替えられます。クライアント対応は基本的に2人以上で行い、チームで対応する案件も多いので、前職と違い1人で抱え込むことはありません。これもオンとオフのメリハリにつながっています。

―新しい仕事を覚えることの大変さはありましたか?

大隅:新規営業は初めてだったので、先輩が送るメールやどんな営業をしているのか、OJTの際に目で盗み、少しずつ真似していました。 人によってセールスのやり方が違いますし、 私自身「習うより慣れろ」がモットーなので、先輩の打ち合わせにできるだけ同行したり、仕事ください!と言ったりしていました(笑)。
また、メンバーの知見を共有する会が毎週あり、こうした場で知識を得られるのも良かったです。過去の案件や新しい商品の情報などが全てデータベース上にあるので、分からないことは、そこで検索しています。それでも不確かなことは「ここが分からないです!」と周りに確認し合えるのも良い環境です。
入社して一番驚いたことは、情報の速度です。次々に出る新しい広告商品や配信手法を把握して提案することや、様々な事例のインプットなど、日々めまぐるしく変化する状況についていくのが精一杯でした。ただ「より広いフィールドでお客さんと関わりたい」というのが私の転職理由でもあったので、大変さよりやりがいの方が大きかったです。

ー持続可能な勤務形態の実現、それとやりがいについて、前職を100点だとすると今は何点ですか?

大隅:そうですね、勤務形態は160点くらい!やりがいは、今、結果も出て乗ってきていると感じられるので180点つけてもいいかなと思っています!

失敗でも成功でもいい、「まず行動」が結果に繋がった

ーここからは局長の加藤さんにもお伺いします。大隅さんは、部署内表彰(BC Div. AWARD)若手賞を獲得されましたが、活躍をどう見ていますか?

加藤:この賞は、中途新卒に関わらず入社3年以内の社員が、部署のメンバー約100名に対して公開プレゼンを行い、その場の投票で選ばれます。ですので、予定調和を一切排した実力勝負の賞なんです。大隅は、短期的に数字を作り上げたことなどから選ばれました。
いくら即戦力の中途入社とはいえ、入社してすぐは、組織の勝手も分からず結果が出るまで一定の時間はかかります。大隅は先輩たちの背中を見て、まず行動に移すスタイルでした。その姿勢が入社半年以内での結果に繋がったと見ています。失敗でも成功でもいいから行動する。そのポジティブさは採用面接の段階から感じていました。

ー具体的にはどんなところで感じていましたか?

加藤:自信を持って言い切るスタイルや、やろうと思ったら一直線に突き進む感じが、節々で伝わっていました。これはCCIの業務特性にも合っていますし、決まった正解がない業界特性なので、前向きな姿勢は強みになります。

ー大隅さん自身は、こんなにすぐに賞を取れると思っていましたか?

大隅:ポッと出で取れるとは思っていなかったです!中途採用は、ある程度能力を見込んで採用されているので期待値が高く、それを超える働きをしないといけないとなるとハードルが高いと思っていましたね。なのですごく嬉しかったです!

加藤:(社内ですでに存在感が大きい)新卒とも争わないといけないもんね。

大隅:全く売れないまま年を越してしまうのではないかと不安もありましたが、OJTや先輩方の知識やサポートがあったおかげで、早いタイミングで結果を出せたことは自分でも驚いています。

新しい人を本気で採用して、本気で大切にする風土がある

ー大隅さんが早くに結果を出せたのは、CCIの環境づくりによるところもありますか?

加藤:そうですね。「新しい人を本気で採用して、本気で大切にする風土がある」ところには自信を持っています。CARTAグループではフレックス勤務も活用しながら、効率よく生産性を上げましょうというスタイルなので、メンバーにもそういう働き方を促しています。一方でオーバーワークになるときもあります。事前に気づけるように、日頃から目を配るケア及び負荷分散できる体制を部長陣含めて意識しています。
ちなみに、毎週金曜日は出社日にしてリアルなコミュニケーションを大事にしています。その後だらだら働かずメリハリをつける意味も込めて「ちょっと残ってる奴で(飲みに)行くか」と声をかけています。大隅さんのような若手からすると嫌かもしれませんが、嫌でなければ来てもらえたら嬉しいです(笑)。

大隅:その環境づくりにはとても助けられています!私は21年卒で、「コロナ世代」なんです。前職も最終面接まで誰とも会わず、入社後も1人でガツガツ仕事をする雰囲気だったので、1ヶ月ぐらい上長と会わないこともありました。フラットに、困っていることや不安に感じていることを言える環境がなかったので、常に気を張り詰めていた気がします。
今は、金曜の夜にパーッと集まって、最近感じていることや頑張ってることなどを伝えられて、他のメンバーの考えもキャッチできる貴重な機会になっています。

ー加藤さんは、今のメンバーや今後転職してくる方が活躍できる環境として、どんな組織を作っていきたいですか?

加藤:私のチームでは「スキルで繋がりましょう」という方針を一番に掲げています。“仲良しこよし”ではなく共有し吸収しあえるように、年齢に関わらず経験への意欲を止めなければ、そこで培われたスキルがそれぞれの最終的な武器になる、というメッセージを込めています。クライアントに向き合う仕事なので、常に知識を更新し、良いものを提供できないと私達を選んでもらえなくなってしまいます。
もちろん最大限の指導体制は整えていますが、何百社というクライアントの課題をすべて型にはめて解決することは難しい。その場に応じて思考を変えてチャレンジできる人が向いてるし、そういう人に来て欲しいです。それぞれのスキルを最大限出し合い、良いと思ったものは自分に取り入れ、各メンバーが成長スピードを自身で早めてほしいです。

ースキルの追求とコミュニケーション強化、両方の柱が大切なんですね。

加藤:すべては楽しくスキルアップして欲しいということですね!そんな組織を継続していければと思っています。

ー最後に、大隈さんが描く今後のキャリアについて教えてください。

大隈:今、加藤さんの話を聞いて、横のスキルを共有してもらい自分も提供するという環境が整っていたから早い段階でなじめて成果も出せたんだと、納得感がありました。まだ、力が伴っておらず恐縮ですが、数字作りや知識をつけて30歳までにマネージャーになるのが直近の目標です。人と働く喜びやチーム作りに興味があり、チームを一緒に作っていく立場、先導する立場になりたいです。
今は大きい取引を先輩から引き継いで担当しています。今度は私がしっかりと新しい取引を作って後輩に引き渡せるようにしたい。今後1、2年で必ずやり遂げたいと考えています。