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採用の進化

入社直後のコロナ禍、予想外の配属先……若手社員の座談会で明かされるZucksでの日々

「誰と働きたいか」を突き詰めた先にあったのがZucksだった

毎年4月になると、CARTA HOLDINGS(以下、CARTA HD)にも多くの新入社員が入社し、各事業部へと配属されます。CARTA HDのグループ会社であり、アドネットワーク事業を手がけるZucksでも、新卒社員をはじめ、多数の若手が活躍中です。今回は、広告運用職の羽柴雄太(20卒)、営業職の大西華鈴(20卒)、浅賀健史(21卒)にインタビュー。CARTA HD入社の経緯からコロナ禍で過ごした新入社員時代、今後の展望について聞きました。

羽柴 雄太

株式会社Zucks 
アドプロダクト事業本部

2020年に新卒でVOYAGE GROUP(現CARTA HD)に入社。(株)Zucksのアドプロダクト事業本部に広告運用担当として配属。
入社時より自社アドネットワークとDSPの運用を担当し、広告パフォーマンスの最大化に務める。現在はDSPを中心にプロダクトやロジック改善をエンジニアと協力して取り組んでいる。

大西 華鈴

株式会社Zucks
アドプロダクト事業本部

2020年に新卒でVOYAGE GROUP(現CARTA HD)に入社。(株)Zucksのアドプロダクト事業本部にメディアリクルーティング担当として配属。
入社時よりメディア向き合いの営業を担当し、WEBメディアやアプリ内の広告収益を最大化できるように務める。

浅賀 健史

株式会社Zucks
アドプロダクト事業本部

2021年に新卒でサイバー・コミュニケーションズ(CARTA COMMUNICATIONSに事業承継)に入社。(株)Zucksのアドプロダクト事業本部にコンサルタントとして配属。
現在は、アプリ案件の広告主・広告会社向き合いの営業を担当し、自社の広告プラットフォームでクライアントの広告効果を最大化できるよう務める。

――CARTA HDを志望した理由を教えてください。

羽柴雄太(以下、羽柴):正直、就活初期の段階では志望度が高いものの、第一希望ではありませんでした。就活時は伸び盛りだったインターネット広告やデジタルマーケティングの企業を中心に見ていたのですが、VOYAGE GROUPもそのうちの一つでした。でも素の自分をさらけ出せた面接を重ねるうちに、どんどん志望度が上がっていきました。選考で会った先輩社員の皆さんに共通していたのは、私の考えを否定する事なくまずは受け入れてくれた事です。会社の事業や多種多様な考え方に対して前向きにとらえている印象が強く、ここでなら挑戦できると感じました。

大西華鈴(以下、大西):私が就活で軸にしていたのが、「何がしたいか」ではなく「どういう人と働きたいか」。VOYAGE GROUPの選考は面接回数が多く、さまざまな社員の方に質問する機会がありました。皆さん仕事に対して責任感を持っており、特に若手社員はキャパを超えて挑戦している印象でした。選考を終える頃には、「ここに入りたい」と思っていました。

浅賀健史(以下:浅賀):私は、希望していた広告業界の企業を探す一環でサイバー・コミュニケーションズを受けました。ただ就職活動中はコロナ禍真っただ中。直接社員の方と会う機会がなく、在籍社員や職場の雰囲気は掴みづらかったのが正直なところです。事業内容や業界でのポジションに魅力を感じて、入社を決めました。

――Zucks配属の経緯、また当時の心境を教えてください。

羽柴:私は、内定後にスタートしたインターンシップがZucksでした。インターンを受け入れてくれる部署ということで配属されましたが、とてもいい環境だったので、入社後も「引き続き働きたい」と伝え、希望通り本配属となりました。

大西:私は配属においても、サービス内容ではなく「人」に着目していました。CARTA HDは、事業部によって雰囲気や社員のカラーが全く異なるため、事業部の特色が分かる座談会や説明会の場を大切にしていました。その中で「この人たちと一緒に頑張りたい」と思えたのがZucksだったのです。特に魅力的だったのは、チームの垣根がなかったこと。横断的なコミュニケーションを図りながら、連携し合って事業を動かしている事業部だと感じました。

浅賀:私にとって配属先はドッキリでした(笑)。入社したのはサイバー・コミュニケーションズで、広告営業部門を希望していたため、VOYAGE GROUPの事業部に配属されることは予想外。何をしている事業部か分かっていなかったこともあり、最初は不安も入り混じっていました。とはいえ、就活時から広告に携わる仕事を志望していたので、希望が叶う嬉しさや期待感も膨らんでいきました。サイバー・コミュニケーションズの新卒社員がZucksに配属されたのは初で、同期はいないため、同じ土俵で悩みを相談できる仲間がいない寂しさは感じますが、羽柴さんをはじめ、先輩たちの支えに助けられています。何でも任せてもらえる環境下で、成長スピードが速い点はとてもよかったですね。

――Zucksはどのような雰囲気の事業部ですか?

浅賀:とにかく明るい。

羽柴:たしかに(笑)

大西:雰囲気も在籍している人も明るいね。

羽柴:攻めと守りを兼ね備えたバランスのいい事業部だよね。外からは勢いで攻め続けるイケイケ集団と思われがちだけど(笑)。事業の基盤も所属する社員も安定感がある。若手だけでなく各分野のエキスパートが多く揃っているから、ビジネスを推進する上で困ったときには知識のある社員に相談できる環境が整っている。課題を一つずつクリアしながら工程を踏むことで、手探りではなく着実に事業を進められるし、結果基盤のしっかりとしたビジネス展開ができていると思う。

大西:困ったとき、自分とは違う職種や分野の人にアドバイスを求めやすい雰囲気はあるね。CARTA HDの制度である、新卒と先輩社員が1on1でフリーに話せる「ヒトノワラリー」もありがたかった。Zucksに所属する社員ほぼ全員とコミュニケーションをとることができたから、「事業部内に話したことのない人はいない」という状態でスタートを切れるのが心強かったな。

――コロナ禍での新卒時代は大変なことも多かったのではないでしょうか?

大西:それまで経験したことのないオンライン中心のコミュニケーションに対してストレスはありました。ヒトノワラリーで最初に先輩社員と話しているとはいえ、もともと自己開示が苦手な性格。目標未達が続き苦しい時期に相談したいこともありましたが、お互いのパーソナリティを理解していない状況で、自分の感情や悩みをぶつけてもいいものかと葛藤していました。そんなとき先輩からチャット上で「大丈夫?」と気にかけてくれたのです。出社が可能になるとリアルでも声をかけてくれるように。OJT(直属の教育担当)も面談の機会を増やしてくれるなど、周りの方が積極的に交流を図ってくれたことで、私も悩みを克服でき、仕事に自信が持てるようになりました。

――羽柴さんは広告運用に加えて、DSPのプロダクト周りの業務にも取り組んでいると聞きました。業務内容とその仕事ならではの醍醐味は何ですか?

羽柴:「Zucks Ad Network」と「Zucks DSP」の二つのプロダクトを活用し、広告主の広告効果やメディアの収益を向上させる施策提案や広告運用がメインの業務です。広告主、メディアの課題解決、目標達成を最短距離で実現するため、運用の立場としてエンジニアメンバーと共に機能改善に取り組み、プロダクトのブラッシュアップを進めることが、DSP領域のミッションですね。
プロダクトに携わりたく、もともとプロダクトマネジャーのポジションを希望していたので、プロダクトとエンジニアの仲介に立つこの仕事はとても面白いです。学生時代にデータ分析の研究をしていたこともあり、技術やメカニズムを活用して課題解決する仕組みづくりに興味を持っていました。エンジニアの方は一番近くで技術に関わりますが、私はその仕組みをビジネスやプロダクトに落とし込むプロセスにも関与したかったんです。エンジニアだけでなく、クリエイティブやセールスなど、幅広い職種と深く関われるのは、とても刺激的ですね。

――Zucksで成長したと感じる部分はどこですか?

大西:私は、入社1年後くらいから、自分の営業スタイルを確立できたと感じています。それまでは手取り足取り教えてもらいながら、先輩たちが行う商談の流れをひたすら真似していました。でもクライアントの立場や利益が何なのか自分の頭で考え、クライアントから受け入れてもらえたときの提案は、納得度がとても高かったです。それからは社内外問わず、自分の考えをはっきりと伝えられるようになりましたし、コミュニケーションの積極度が増したと思います。

浅賀:私が成長したと感じたのは、継続して担当していたクライアントが味方になってくれた瞬間です。クライアント企業や業界などに関して、情報を教えてくれるようになり、それは関係性を構築できた証だと実感しました。また初めて目標を達成できたときも嬉しかったです。裁量が大きい分求められるレベルも高く、仕事と並行して業界知識やスキルアップの勉強もしなければならないので大変ですが、そうした努力が数字に表れて報われた気がしました。

羽柴:私が成長した点は巻き込み力ですね。学生時代は自分の力だけで解決しがちだったのが、会社で大きなチャレンジに挑もうとすると、一人ではとても無理。物事がスムーズに進まないのは自分の能力不足ではなく、周囲を上手く巻き込めていないからだと気づきました。自分にとって専門外の知識が必要となった場合、誰に、どのタイミングで、どのようにお願いすれば相手にとっていいのか考え、プロジェクトに協力してくれる人が参加しやすい雰囲気づくりに努めています。他職種との関わりが多い環境下なので、自然と巻き込み力を学べました。

――これから挑戦したいことは何ですか?

大西:もっと事業の芯に携わっていきたいです。より広告効果を向上させるアイデアや企画を考え、エンジニアや運用の社員と協力しながら、いい広告フォーマットをつくり、ビジネスに貢献したい。もちろん営業という仕事に対しても、一層ポジティブな姿勢でいたいです。現在のように課せられた目標の達成に向かう状態から、自ら新しい売上をつくれる立場へとレベルアップできるよう、ジャンルを問わずチャレンジしていきたいです。

浅賀:今はとにかく目標達成に対して愚直に挑戦を続けていきたいです。Zucksという大きい組織の中で一番大きな予算をいただき、継続して達成できるセールスになりたいと思います。

羽柴:私が携わっているDSPの領域は少しずつ整い始め、進歩していると自負しています。今後目指すのは、品質も機能も国内トップクラスのプロダクト。そのレベルに到達するために、今まで関わって来なかった領域にもチャレンジをしていくつもりです。

――最後に、ご自身のキャリアプランや展望を教えてください。

羽柴:私たちがいるインターネット業界は市場として変化が激しい為、長期的な目標は置いていませんが、プロダクトマネジャーに必要なスキルは身につけておきたいと考えています。これからも新しいプロダクトやテクノロジーが創り出されていくはず。周囲とのコミュニケーションやスキルアップを通じて、新しい知識を網羅的に吸収して活用していける人材でありたいです。

浅賀:私もこの業界は変動が激しいと実感しているため、どんな変化があろうとも市場価値の高い人間でいたいです。短期的にはトップセールス、いずれはチームマネジャーになることを目指しています。

大西:目標に対して結果を出すことはもちろん、現在在籍している社員やこれから仲間になる方をサポートしていく存在になりたいです。やはり新卒時代に自分でも気が付かないうちに発していたSOSを見逃さずにいてくれた先輩の影響が大きいです。大変な状況にある社員に、救いの手を差し伸べられる、心理的安全性の高い環境をつくっていこうと思います。