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事業の進化

琉球の穏やかな風が吹く沖縄オフィスで、CARTA HDの多様な事業をトータルサポートするCARTA KNOT

~事業も規模も急拡大し、新オフィスに移転~

2022年9月、新たに沖縄県那覇市を拠点に生まれた「株式会社CARTA KNOT(カルタノット)」。戦略立案から広告の運用・分析レポーティングまで、CARTA HOLDINGS(以下、CARTA HD)の顧客課題を解決するデジタルマーケティングカンパニーとして、さまざまな事業をトータルでサポートしています。今回、取締役の田家航平、事業推進の山川寛恵、デザイナーのスピーナ一生にインタビュー。CARTA KNOTが誕生した経緯や役割、広くなった新オフィスなど、CARTA KNOTの魅力を紐解きます。

田家 航平

Kohei Taya

㈱CARTA KNOT 
取締役

山川 寛恵

Hiroe Yamakawa

㈱CARTA KNOT 
インターネット広告業務サポート

スピーナ 一生

Issei Spina

㈱CARTA KNOT 
クリエイティブデザイナー

多様な業務、ゼロイチや変化の速さも実感

ーCARTA KNOTの事業概要を教えてください。

田家:CARTA HDの各事業会社のパートナーとして、さまざまな業務を支援する会社です。現在、担当しているのは、CARTA MARKETING FIRM、CARTA COMMUNICATIONS(CCI)、dot LIFE、fluct 、ヨミテ、サポーターズです。山川さんはCARTA MARKETING FIRMの事業推進チームを、スピーナさんはCARTA MARKETING FIRMのデザインを担当しています。

ーCARTA KNOTを立ち上げた背景を教えてください。

田家:CARTA KNOTができる前までは、業務を外注している事業会社もあり、知識やノウハウが分散してしまうという課題を持っていました。そのため、CARTA HD内でリソースを一元化し、連携できる環境を整えることになりました。ちょうどコロナ禍で、必ずしも東京に拠点を持つ必要はなく、沖縄が候補地として挙がりました。

ーなぜ沖縄だったのでしょうか。

沖縄は、スタートアップやIT企業などに対する県の受け入れ体制も整っていますし、IターンやUターンによる若い人材も結構多いんです。何より、沖縄というだけで気持ちが高まるというのもあり、沖縄に拠点を作ることになりました。
私が責任者に決まった時点では、拠点を沖縄に作るということだけは決まっていましたが、具体的な場所やタイミングは未定でした。そのため、最初は私1人で沖縄に来て、オフィス物件探しや不動産契約など、立ち上げに必要な準備を進めました。その後、最初の採用者として山川さんを迎え、しばらくは2人での体制整備が続きました。徐々に人員を増やし、現在は20人のメンバーが在籍しています(2024年5月時点)。

ー実際沖縄で事業をスタートしてみて、ITを推進する雰囲気は感じていますか?

田家:当社のように、東京に本社を置きながら、沖縄に支店や拠点を設立している企業もいくつかあり、沖縄にIT人材が集まってきている印象を持ちました。
また、沖縄は地理的に本州とアジア大陸の中間に位置し、アジア諸国との交流も盛んです。IT関連の交流会やイベントも定期的に開催されていて、私が参加した際は、台湾などのIT企業も参加していました。官民一体でIT産業の振興を推進しようとする姿勢を感じます。

ー山川さんとスピーナさんは、どこにCARTA KNOTの良さを感じていますか?

山川:私はIT分野での業務経験はなかったのですが、新しいものを作れるワクワク感や業界の変化を楽しめると思って入社しました。当初は、田家さん以外の社員はいない状況でしたが、立ち上げのプロセスやゼロイチに携われる期待感が大きかったのを覚えています。そこから少しずつメンバーが増え、関わる事業も広がりました。実感しているのはこの分野は変化がとても速いこと。このスピード感を楽しめるのも、私にとって魅力ですね。

スピーナ:CARTA KNOTの良さはメンバー間のコミュニケーションが盛んだということです。みんな異なる業務を担当しているのですが、だからこそアドバイスや情報共有を通してさまざまな知識を得ることができます。
また、沖縄は気持ちを明るくさせてくれる場所なのも、最大の魅力です。私は徳之島出身で、大学進学で沖縄に来ました。その後、就職で大阪や東京などさまざまな場所に行きましたが、最終的には南へ南へということで沖縄に戻ってきました。ここには、温かい人や穏やかな気候がある。4月に移転したばかりの那覇市壺川の新オフィスにも琉球の風が吹いており、とても快適な環境で働くことができています。

田家:変化も速いですし、サポートする事業が多岐に渡るので、必然とCARTA KNOTの業務も多岐にわたり、今後はCARTA KNOTの成長と共に、メンバーは幅広いキャリアを描いていくことができるかなと思っています。

東京との物理的な距離さえも感じない

ー田家さんは、社内のコミュニケーションで工夫していることはありますか?

田家:異なる業務をするメンバーが交流を図れるよう、朝会や新入社員のウェルカムランチなど、定期的に顔を合わせられる機会を設けています。今後CARTA KNOTの規模が大きくなっても、組織全体の一体感を保っていきたいと考えています。

ーコミュニケーションや横断的な連携が、仕事にも良い影響を与えていそうですね。

スピーナ:CARTA KNOTは田家さんをはじめ経営陣との距離がとても近いんです。経営陣同士の仲の良さやメンバーに明るく接する態度が、良い雰囲気を作り上げているのだと思います。実際、メンバー間も本当に仲が良いです。飲み会などで楽しく交流する一方で、仕事はそれぞれがしっかりと責務を果たそうと努めていて、このバランスが大変居心地いいですね。

山川:それぞれの担当する仕事が分かれているからこそ、コミュニケーションを図れるよう、ランチ会などの取り組みを導入してくれていることは本当にありがたいです。この先メンバーが増えていっても、その時の状況に合わせた形でのコミュニケーションを大切にしていきたいですね。

ー2023年の1月から毎月新メンバーが入社しているとのことですが、育成面で意識していることはありますか?

田家:当初は、私自身がメンバーにCARTA HDのカルチャーやビジョンなどを直接伝え、深く理解してもらえるよう、時間をかけて語りました。今は、育成に関しては現場メンバーにほぼ任せており、私は見守り役です。この体制があれば、今後人数が増えてもCARTA HDやCARTA KNOTのカルチャーをしっかりと伝播させていけると安心しています。

ーそうした育成体制の構築方法は、田家さんはどのように培っていったのでしょうか?

田家:私自身、東京にいた時、先輩に全力でCARTA HDのカルチャーについて教えてもらったので、自分が受けたものを次に引き継いでいこうという気持ちがあります。
また連携を取っている事業会社の協力も大きい。東京メンバーが、CARTA KNOTメンバーと同じ目線で考え、自分たちのチームの一員として活躍してもらうにはどうしたらいいか考えてくれている。CARTA HD全体で、会社の価値観や魅力を共有していこうという意識が強いからこそ、育成がうまく進んでいるのだと思います。

ー東京の事業部との連携について2人はどう感じていますか?

山川:離れた場所にいますが、あまり離れている感覚はありません。頻繁にオンラインツールを使って対話をしながらコミュニケーションを取っていますし、分からないことがあればすぐに連絡できる雰囲気があるので安心感は大きいです。距離があるからこそ、気持ちよくコミュニケーションを取れるよう、お互いの考えや立場を尊重しながら仕事できていると思います。

スピーナ:離れているけど離れていない感覚というのは私も同感です。デザインの業務では、東京メンバーと連絡を取り合うことが多いです。私はCARTA KNOTの初めてのデザイナーで、遠隔でデザイン業務のやり取りをする経験は東京メンバーも沖縄メンバーもほぼありませんでした。最初はどのようにコミュニケーションを取ればいいか不安もありましたが、東京メンバーがすぐに受け入れ体制を作ってくれました。特に毎日1度はビデオ通話をつなぎ、話す時間を作ってくれたのが、とてもやりやすかったのです。

CARTA KNOTなしでは回らない。そんな存在を目指す

ー2024年4月に新オフィスへ移転したそうですが、オフィスの内装を考えるうえでのこだわりやコンセプトを教えてください。

田家:CARTA HDの一員であることを表せるように東京の虎ノ門オフィスとの調和を意識しました。沖縄でもCARTA HDの雰囲気をしっかりと感じられる場所にすることがテーマとなっています。
その中でもCARTA KNOTらしさは表現したつもりです。本社のシックな色合いを基調に使いつつ、ワンポイントとして、沖縄の海を彷彿とさせる水色を取り入れました。
組織の拡大とともに従来のオフィスでは手狭になり、実は全員が出社できない状況になっていました。交代でリモートワークを活用しながら柔軟に業務を進めていましたが、新オフィスは全員が出社できる広さになっています。今まで以上に対面でのコミュニケーションやチームワークの向上を現場で実感できているので、本当にオフィスの移転ができて良かったなと思っています。

スピーナ:私も、オフィスが広くなって、人も増えて、ここからさらに会社が大きくなっていくのだと思うと、ワクワクしますね!

ー最後に展望を教えてください。

山川:さまざまな挑戦をしていきたいと考えています。CARTA KNOTには、田家さんをはじめ背中を押してくれる仲間がたくさんいます。この環境にいれば、自分のやりたいことを実現できるはず。また、さまざまな事業会社と関わっているので、キャリアチェンジの機会もあります。多様な事業会社のサポートを通じて幅広い経験を積むことが、キャリアアップにもつながると思うので、新しい分野にもチャレンジしていきたいです。

スピーナ:私はCARTA KNOTの最初のデザイナーで、チームの育成面も任されています。今任されている業務で価値を生み出し続け、CARTA HDになくてはならない存在として、会社を支えていけたらうれしい。そして、田家さん自体をどんどん大きくして、ビッグな男にしていきたいです(笑)。

田家:心強いですね(笑)。今後は、東京メンバーのパートナーとして信頼をより高め、「CARTA KNOTに仕事を任せたい」と思ってもらえるような組織にしていきたいです。そのために、まずは賛同してくれる仲間を集め、最強のチームを形成し、規模を拡大していくことが重要だと思っています。また個人的には、沖縄で働きやすい会社として認知を広げていきたいです。ただ仕事をするだけでなく、メンバーが充実感を得られるような雰囲気を大切にしていきたい。規模が拡大しても、今の雰囲気を保ちながら、メンバーが主体的に働ける組織を築ければうれしいです。
今、当社は大きく成長しようとしており、こうしたフェーズに身を置くことができるのは、貴重な経験だと思います。こうした環境を楽しみ、何事にも挑戦したいと思う方がいれば、入社して損はないと確信しています。努力次第で何でも実現できるので、CARTA KNOTで一緒にチャレンジしてほしいですね。

CARTA KNOTでチャレンジしたい方はこちら:
https://www.jobantenna.jp/at/294875/