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採用の進化

国内最大級のエンジニア学生向けテックカンファレンス「技育祭2024(春)」レポート

~学生の技術力向上からキャリア支援まで幅広い内容。ひろゆき氏、落合陽一氏に加え、「Ruby」の生みの親まつもとゆきひろ氏など、豪華ゲストが登場~

CARTA HOLDINGSの事業会社である株式会社サポーターズは、日本の社会問題「ITエンジニア不足」の解決に取り組んでいます。同社は学生を対象に、学年不問のITエンジニアキャリア育成プログラム「技育プロジェクト」を推進しています。

2024年3月16日〜17日、同プロジェクトの一環として、ITエンジニア学生向けのカンファレンス「技育祭(ぎいくさい)2024春」を開催しました!約3,000名の学生が参加した本イベントでは、2日間で21のセッションを実施しました。
その2日間を振り返りながら、イベントの様子、ハイライトをお届けします!

「技育祭」とは?

技育祭は「未来の“技”術者を“育”てる」ことを目的とした、ITエンジニアを目指す学生に向けて開催するテックカンファレンスです。
2020年にスタートし、年に2回、春と秋に開催しており、今回で8回目の開催となります。これまでは総勢2万人超の学生が参加してくれて、エンジニアのキャリア育成を行うカンファレンスとして、もはや日本最大級になっています。

知恵を与えるIT精通のプロフェショナル、豪華なゲスト陣

技育祭では、毎回様々なゲストをお招きし講演セッションを行うほか、学生参加型の企画などを行うことで、ITに親しむきっかけを提供し、裾野を広げます。
例えば、2023年度の技育祭では、デジタル大臣の河野太郎氏、プログラミング言語「Ruby」の開発者まつもとゆきひろ氏等に登壇いただきました。また、幅広い方々とプログラミングとの関わりを紹介する企画としてAKB48グループ総監督(当時)向井地美音氏、マジカルラブリー野田クリスタル氏にも登場していただきました。

「自ら考え、自ら創る」人材を増やす『技育プロジェクト』の一環

サポーターズでは、「自ら考え、自ら創る」ことができるエンジニアを増やすことで、日本の「ITエンジニア不足」課題を解消することを、ミッションとして目指しています。
この課題に危機感を抱き、5年前に「エンジニア育成」の取り組みとして、未来の “技” 術者を “育” てるプログラムを開始しました!その名も『技育プロジェクト』。
技育祭は、『技育プロジェクト』の一環として実施するイベントです。技育「祭」の他にも、技育「展」、技育「博」、技育「CAMP」など、大きく分けて4種類のイベントを、年間160回以上展開しています。

「技育祭2024(春)」の当日

今回の技育祭2024(春)は、CARTA HOLDINGS移転後の新オフィスにある配信「STUDIO」からお送りしました。

2日間で2会場(全オンライン)にて配信され、今回は全21の講演・対談セッションが実施されました。
セッションの内容は、最新のIT動向から、技育祭ならではのQ&Aセッション、登壇者との対談・議論など、バラエティー豊かなラインナップです。
※(DAY1、DAY2のタイムスケジュールはこちら)

◆オープニングセッション

ゲスト司会を務めるMicrosoftのITエンジニア千代田まどか(ちょまど)氏、サポーターズの代表取締役社長の楓及び2名の司会者が登場し、今年の技育祭2024(春)はついに開幕です!
司会者たちより、今回の技育祭の見どころ、スケジュール、盛り上げ方法などを紹介しながら、『技育プロジェクト』の目的、その背景を説明しました。その後、今回登壇いただくスポンサー企業より、各社の実施するセッションの見どころポイントを、1社ずつ紹介いただきました。

いよいよ待ちに待った講演セッションがスタート。

◆現役学生を巻き込んだコンテンツ

セッションは、講演者による一方的な講演ではなく、現役エンジニア学生ゲストとのQ&Aや対談、パネルディスカッション、クイズといった参加型のセッションも複数用意。なお、講演中に参加者は質問や感想を投稿し、講演者とコミュニケーションを取ることもできます。
例えば・・・・

東京大学大学院の教授、日本のAI第一人者と言われる松尾 豊氏によるセッションには、学生ゲスト10名を招待。
「最新のAI動向は?生成AIはエンジニアのキャリア/もの創りにどう影響するのか?」など、皆さんの抱える疑問や不安に、松尾氏がぶっちゃけ回答するコンテンツでした。

アーティストであり、経営者であり、エンジニアでもある、メディアアーティストの落合陽一氏によるセッション。
「テクノロジー界隈で最近興味のあること」は?という疑問に対して、落合氏から自身の手掛けるプロジェクトを見せながら、テックの未来、楽しさ、リスクなどを紹介しながら学生たちと語らいました。

◆神々の一問一答

DAY1は、「競プロの神とRubyの神のエンジニア対談」という”贅沢”なコンテンツが登場。
競プロサイト「AtCoder」創設者であるchokudai氏と、世界的なプログラミング言語「Ruby」の生みの親まつもとゆきひろ氏が対談。お互いの興味、悩み、人生、プログラミングを深堀りし、更にはお互いへの期待・メッセージも語り合いました。

DAY2の最後、元「2ちゃんねる」管理人のひろゆき氏が、サポーターズの楓と対談しながら、リアルタイムで送られてくる参加者の質問に回答!
この「ひろゆきだけど何か質問ある?」は、去年の技育祭でも最多視聴を記録したセッションであり、ひろゆき氏のエンジニアとしての一面が垣間見える、貴重な時間でした。

◆学生のキャリア進路の不安を解消

学生にとって身近に感じる存在になり、エンジニアの進路を支援・啓発するコンテンツも届けました。

例えば、今年にエンジニアとして入社した若手社員が、第一線で活躍する先輩エンジニア3名に、キャリア、技術、人生について相談を行う「キャリア相談会」を実施。自身の悩みや体験談を語り、アドバイスを送りました。
また、企業による「新卒がIT企業選びをするための完全攻略法」もお届け。就活の悩みに対して、IT企業選びの参考になる心得をお伝えしました。

スポンサー企業によるLT(ライトニングトーク)大会も実施。各企業は、自社でのキャリア、インターンシップ、採用情報などを紹介し、学生のキャリア進路につながる有用な情報をお届けしました。

◆豪華景品も手に入るクロージングセッション

2日間に渡った、盛りだくさんの講演セッションは幕を閉じました。しかし、まだ終わりではありません!楽しいコンテンツを送るスクロージングセッションもあります。
クロージングでは、今回の技育祭の振り返りを行いながら、豪華景品があたるチャンスの「クイズ大会」も用意し、大盛況となりました。入賞者の皆さん、おめでとうございます!

お楽しみ、盛り上がりの工夫

技育祭は「学園祭」を目指しているので、お楽しみコンテンツも重要です。

◆「SNSでも #技育祭 を楽しもう!」

参加者は、イベントのハッシュタグ「#技育祭」を付けて、SNSに感想や学んだことを積極的に発信することができます。
更に盛り上がるように、ハッシュタグと合わせて、SNSのアイコンに、技育祭のオリジナルアイコンフレームをつけて盛り上がろう!という施策も。

◆プレゼントキャンペーン

上記のクイズ大会の他、賞品を応募可能なプレゼントキャンペーンも実施されました。
参加者は、技育祭開催期間中、5コンテンツに参加(視聴)するごとに1口応募可能で、最大3口まで応募可能なキャンペーンです。応募者の中から抽選で賞品をプレゼントします。

2日間でX(旧Twitter)上でも多くの反響をもらいました!このようにして、2日間に渡る技育祭2024(春)は閉幕しました!

次の技育祭(秋)は9月に開催予定です。引き続き『技育プロジェクト2024』の各種イベントも順次開催してまいります。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。