Corporate Site

EVOLUTiON

経営の進化

【2025年度入社式 社長挨拶】原理原則、責任、本気——代表 宇佐美が新入社員に伝える3つの指針

CARTA HOLDINGSは、2025年4月1日に本社である虎ノ門ヒルズステーションタワーにて入社式を行いました。今年は、総合職16名、エンジニア職14名の計30名が新たに仲間に加わりました。入社式では新入社員を代表し、磯部礼奈が「同期は良い意味でみんな強烈で、現状を変える力を持っている。この同期たちと共に時代を『進化』させることができると信じています。」と決意を示しました。新入社員は4月18日まで研修を受けたのち、21日に配属式を迎えます。
新入社員30名に向けて、代表の宇佐美は「原理原則、責任、本気をもって一緒にCARTAの未来を創っていこう。」というメッセージを贈りました。

新入社員の皆さんへ

数ある会社の中から当社を選び、入社してくれて本当にありがとう。
これから一緒にCARTAの未来を創り、社会の“進化推進”を担っていく仲間として、皆さんを迎えられることを心から嬉しく思います。

倫理観や誠実さを判断軸に、自ら考えて行動する

僕は、ルールが嫌いです。
「突然何を言い出すんだ」と思われたかもしれませんが、これはCARTAを経営するうえで僕が大切にしていることなので、少しお話しさせてください。

僕は愛知の田舎で育ちました。
当時は、いわゆる“ヤンキー”と呼ばれるような人たちがたくさんいて、地元の中学や高校はとても厳しい校則に縛られていました。まさに管理教育ど真ん中の時代。
「なんで坊主にしなきゃいけないんだろう?」
そんな理不尽なルールに疑問を感じて、中学受験をして私立に進んだ。そんな原体験があります。ルールを作ってそれで管理する。この考え方が僕は好きではありません。

なぜなら「ルールさえ守っていればいい」という管理の仕方では、人は考えなくなる。そんなふうに、ルールに縛られた会社は、僕は作りたくない。「原理原則」をベースに、一人ひとりが自分で考え、行動し、結果に責任を持つ会社。CARTAはそういう組織でありたいと、本気で思っています。
もちろん、ルールをゼロにすることはできません。けれど、正しさやルールばかりを積み重ねていくと、いつの間にか「息苦しい会社」になってしまう。
そうならないためにも、できるだけ原理原則をオープンに、高い倫理観と誠実さを持った人が、自ら考え、動ける環境を、これからも創り続けたいと思っています。

行動や発言に責任を持ち、本気で挑めば想いは届く

今日からみなさんは社会人です。

「社会人」って、考えてみるとちょっと不思議な言葉ですよね。
学生と社会人の違いって、なんなのでしょう?
ちゃんと挨拶をすること? 礼儀を守ること? お金を稼ぐこと?もちろん、どれも大切なことです。けれど、もっと大事なことがあります。それは「責任を持つこと」です。
自分の発言に。自分の行動に。そして、その結果にも。
一人ひとりが責任を持つことで、チームとしても、事業としても、会社としても、もっと大きなチャレンジができるようになります。
今日から皆さんは、その一員です。そのことを心に刻んで、社会人としての第一歩を踏み出してほしいと思います。

もう一つ、大切なのは、本気であること。人を想うことです。
完璧でなくてもいい。うまくできなくてもいい。
本気であること。人を想うこと。
その想いは、強く、まっすぐ、誰かに届くはずです。

自分の人生を演じる主役は、あなた自身

3つお伝えしました。
1つ目は、高い倫理観をもったうえで、原理原則に基づいて、自ら考え、動いてほしい、ということ。
2つ目は、自分の発言や行動に責任を持つ、ということ。
3つ目は、本気でやろうぜ、っていうこと。

昨年観たドラマ『不適切にもほどがある!』の中で、昭和から来た主人公がこんなことを言っていました。
「期待して、期待に応えてさ、叱られて、励まされて、頑張って。そうやって関わり合って強くなるのが人間じゃねえの?」
まさに、社会人になるって、こういうことだなと思っています。

今日から始まる、あなたの社会人生活。
かっこ悪くていい。不器用でいい。だけど、本気で生きよう。
そして何より、あなたの人生の主役は、あなたです。
ようこそ。CARTAへ。
これから一緒に、CARTAの未来を創っていきましょう。