カルチャーの進化
【新人賞受賞者インタビュー】CARTA EVOLUTiON AWARD 2024年下期
~「4年後にfluctの役員になる!」高い目標を掲げて周囲を巻き込み、熱く駆け抜けた1年間~


高橋 優太
Yuta Takahashi
株式会社fluct
パブリッシャーグロース本部
メディアグロース部
就活時には「どんな風に、どんな人と仕事ができるか」を重要視。CARTAのインターンで出会った、先輩社員の真摯な姿勢に惹かれて。
この度は新人賞の受賞、おめでとうございます!まず、現在の業務内容について教えてください。
株式会社fluct(以下、fluct)のメディアグロース部で、媒体社向けの営業を担当しています。クライアントである媒体社がどのようにすれば収益を最大化できるかを考え、必要な施策をご提案しています。自身で獲得した案件については、運用も含めた対応を行っています。
大学時代はどんなことを学んでいたんですか。
大学では法学部に所属していました。学部では一般的な法律を学びましたが、ゼミでは「サステナブル投資」といったやや特殊なテーマを学んでいました。なので、法学だけを徹底的に学ぶというよりは、法律を軸に幅広い分野に触れていました。
CARTAを志望したきっかけや入社の決め手は何だったのでしょうか。
ゼミの先輩が、CARTAのインターンシップに参加しており、その際に会社を紹介され初めてCARTAを知りました。私は就職活動の際、業界を特に絞らず「どんな風にどんな人と仕事ができるか」を基準に企業選びをしていました。「どんな風に」働くかについては、若いうちから自分の考えで仕事を進めたいと思っていました。指示されたことを単にこなすのではなく、自分の思考が介在していることを大切にしていたからです。「どんな人と」働くかについては、仕事に対して真摯に、そして、全力で取り組む人と一緒に働きたいと考えていました。
そんな考えを持ちながら、実際にCARTAのインターンシップに参加しました。参加したインターンはリモートで開催されましたが、参加者一人ひとりにメンターが付き、昼夜問わず、私の質問や相談に丁寧に回答してくれました。「ただのインターン生に対して、こんなにも真剣に向き合ってくれるのだ」と驚いたのを覚えています。インターンを通じて、CARTAでは若手のうちから自分で考えて仕事に取り組める環境が整っていると感じていたところに、そんな先輩社員の姿勢を見て、CARTAならば自分の求める働き方ができると感じ、志望しました。

高い目標の共有と周囲のサポートが、新人賞獲得へのカギ。
今回の新人賞は、2024年に新卒入社し最も優秀な功績を収めた社員に贈られるものです。新人賞とは、新卒のみなさんにとってどんな意味をもっていますか。
新人賞は、入社初年度だけ受賞のチャンスがある特別な賞であり、1年間働く上でのモチベーションの一つだと思っています。他の賞は毎年受賞のチャンスがありますが、新人賞は一度きりですからね。内定者時代からAWARDに招待されていたこともあり、私にとっては入社前から意識していた賞でした。また、新卒同士で飲んだときには「今年は誰が取るんだろうね」と話題になることもあります。なので、みんなが気にしないふりをしつつも、虎視眈々と狙っている賞なのかなと感じます。少なくとも私はそうでした(笑)。ただ、発表までは誰が受賞するかまったく予想できず、ほんの少しだけ自分へ期待しながらドキドキして当日を迎えました。名前を呼ばれたときは本当に嬉しかったです。


今回、どうして新人賞を受賞できたと考えますか。
大きく二つの要因があると思っていて、一つ目は、チャンスが回ってくる位置にいたことです。実は、私は入社時から「fluctのボードメンバー(役員)になる」という目標を掲げています。高い目標ですが、これから頑張る上での目指すべき目標として一番分かりやすいと思ったからです。このことは、月末金曜日のランチタイムに行われているfluct独自の社内コミュニケーション活性化イベント「Feel Fluct Friday(以下:FFF)」に初めて参加した際の自己紹介で伝えました。なので、fluctのメンバーはおそらくみんな知っていると思います。最初は「10年後」と言っていたのですが、多くの人と会話する中で10年は実際に長いね、じゃあ7年、いや5年…という風に短縮されていきました。そして気づけば入社してから早1年が経ち、今は「4年後にfluct社のボードメンバーになる」という明確な期間を含めて目指しています。こうした背景もあって、昨年1年間は「なんでもやるぞ!」という意気込みで行動していました。何か特別なスキルがあったわけではないですが、目標を共有したことで「あいつに任せてみよう」と思ってもらえるポジションを得られたことは大きかったと思います。
現在、目標面談では「ボードメンバーになるために何が足りないか」という視点でアドバイスをもらっています。大きな夢を持つことをみんなが後押ししてくれる点がfluctらしいと感じており、そこがfluctの好きなところの一つです。
二つ目の要因はどうお考えですか。
二つ目は、配属されて4か月ほどという早い段階で、社内の大きな売上シェアを占める重要なクライアントを任せていただいたことです。このクライアントとの取り組みは、通常とは異なる点が多く、過去に何度かの引き継ぎを経て属人的になっている作業が多かったため引継ぎが大変でした。毎月、新しい問題が次々と発生しましたが、同じ部署のメンバーとの連携はもちろん、エンジニアチーム、サポートチーム、データチームといったみなさんの知見をフルにお借りして乗り越えることができました。時には無理なお願いをしてしまうこともありましたが、みなさんが丁寧に対応してくださったおかげで、なんとか前任者から引き継ぐことができたと感謝しています。また、クライアントとの関係性をつくる部分にも注力し、できる限りメールのみではなく、訪問や電話でコミュニケーションをとるように心がけていました。あとはもう、「負けたくない!やってやるぞ!」という強い気持ちで全力投球しました(笑)。
このクライアントを担当させてもらった経験が、私のスキルの蓄積や行動力の源になったと強く感じています。
任された業務を全力でやりきるという強い気持ちが感じられます。そして、課題や問題を乗り越える際には、周囲のサポートが大きかったのですね。
そうですね。業務で壁にぶつかった際に乗り越えられたのは、間違いなく環境のおかげですね。fluctには部署に関係なく、手厚くサポートしてくれる体制があると感じます。所属しているメディアグロース部のメンバーの存在も非常に大きいです。隣を見れば同期の2人が頑張っている姿があり刺激を受けることができ、先輩には今の業務の困っていることや悩みを聞いてもらったりして、リフレッシュすることができました。
あとは、先ほどお話しした社内コミュニケーション活性化イベント「FFF」という社内交流の場があるのも非常に助かっていますね。月に一度みんなで顔を合わせるのは大切な機会だと思います。例えば、普段関わりのないエンジニアと一緒に食事をすることもあり、そこで生まれたつながりによって、後に業務の相談や質問がしやすくなると感じています。こうした雰囲気作りが、fluct社内で仕事をスムーズに進められる理由の一つだと思います。
イメージ通りの環境ではあるが、同時に自己責任の厳しさを痛感。
実際にCARTAで働いてみて、入社前のイメージとのギャップを感じることはありますか。
志望理由であった「自分の考えを持ちながら全力で取り組む人と一緒に働きたい」という希望通りの環境で働けているので、大きなギャップは感じていません。ただ、この環境はとても厳しいものだとも感じています。自分の考えで進めるには、その過程や結果に対する責任を自分で負わなければならないからです。自分で考えることをやめてしまった瞬間に成長が止まってしまうという懸念もあります。「今、自分がそうなっていないか」「これで大丈夫かな」という不安が生まれるときもあり、それは入社前には想像していなかったことかもしれません。
また、fluctの雰囲気が自分に合っていると感じています。fluctでは、積極的に前に立って仕事をする人も、着実にコツコツと進める人もいて、異なるタイプの人たちが互いに尊重し合いながら働いています。私自身、人見知りで最初は控えめですが、慣れてくると積極的になるという両面性を持っており、その点がfluctの雰囲気にマッチしているのだと思います。

入社してから、自分が一番進化したと思うところはどこでしょうか。
ビジネスマンとして必要な考え方は、以前よりしっかり身につけられたと思います。例えば、構造化して考えることです。これは、問題が発生したときには、解決策を考える前に、まず事実を確認し、その後で原因を探るといった考え方です。また、今一番力を入れるべき仕事はどれか考える際に、自分がどれだけ影響を与えられるかを基準に考えることも学びました。これらは学生時代にはなじみのない考え方だったので、身につけられて良かったと思います。一方で、情報を受け取る人のことをもっと考えられるようになりたいと思っています。どの程度の情報を、どのように伝えるとわかりやすいかを意識しながらアウトプットできるようになりたいです。
fluct社として事業部門賞を受賞することが新たな目標に。
先ほど、「4年後にfluct社のボードメンバーになる」という目標を掲げているというお話がありましたが、ここにたどり着くために今後はどういったことに挑戦していきたいですか。
まずは「数字」の部分で貢献していきたいです。最終的に売上や利益といった数字で評価されるのが会社だと考えているので、自分の目標やチーム目標を達成できるようにこれからも努力していきたいです。また、社内や組織全体に活気をもたらすために周囲への働きかけを行っていきたいと思っています。もちろん、現在も活気はありますが、市場環境が厳しい状況にあることも事実なので、会社が前向きな姿勢であり続けられるように少しでも力になれればと考えています。
さらに、ボードメンバーになるという目標に加え、「CARTA EVOLUTiON AWARD」で、大好きなfluctメンバー全員でfluct社として事業部門賞を受賞することが新たな目標です。そのためにも数字にこだわり、周囲を巻き込んで仕事をしていきたいと思います。これからもパブリッシャーに対して真摯に向き合い続け、目標を達成できるよう頑張ります。
